冬になると粉吹き肌になったり、お肌の表面がゴワついたりと、滑らかさやツヤがなくなってしまいがちに。そうなるとメイクのりが悪かったり、気づけばメイクが取れてしまっているなど色々な困りごとが出てきてしまいますよね。その原因のほとんどはお肌の乾燥によるもの。そこで今回は美肌研究家の筆者が、冬でも乾かない美肌づくりのコツをご紹介します。メイクのりアップも目指せますよ!
洗顔はきっちり、でも丁寧に。
お肌のうるおいまで落としてしまう心配から、洗顔を簡単に済ませてしまっていませんか? 時間をかけ過ぎることは、あまりおすすめしませんが、不要な古い角質や毛穴汚れなどは残さずきっちり落とし切ることが大切。とはいえ、ゴシゴシすることで摩擦による刺激を与えるのはNG行為。泡洗顔などでやさしく汚れを落とし、ぬるま湯をお肌に当てるだけのすすぎがおすすめです。
冬でもツヤ美肌を保つためには、必要なうるおいまで落としてしまうことはできるだけ避けたいですから、一日の中で何度も洗顔をすることは控えた方が良いでしょう。朝の洗顔、そして夜のクレンジングの2回程度がベストといえます。
【注意したいポイント】
ぬるま湯をお肌に当てるだけのやさしいすすぎをしたら、洗い残しがないかを確認しましょう。洗い残しは吹き出物などの肌トラブルにつながってしまうため、生え際やフェイスまわりに洗い残しがないか、しっかりチェックしてあげてくださいね。あと、タオルで水気を拭き取るときもゴシゴシせずに、タオルもお肌に当てるようにして水分を拭きましょう。
適度にスペシャルケアを頼ろう!
基本的には毎日のスキンケアでうるおい不足にならないようすることが大切です。とはいえ、大人肌は日々のスキンケアだけでは、うるツヤ美肌までは物足りない仕上がりとなってしまうこともしばしば。だからこそ、適度にスペシャルケアを頼っちゃいましょう。筆者の場合だと週1回程度にシートマスク、コットンパックなどをプラスしています。美容成分が豊富に含まれているシートマスクは、過度にやり過ぎてしまうと肌トラブルにつながってしまう懸念もあるため、週1回くらいが丁度良いでしょう。それでも頬やフェイス周りなど、部分的に乾燥が気になる箇所にはデイリー使いの化粧水を使ってコットンパックをします。
ときには便利なアイテムに頼ってもOK! お肌に合ったルーティンができていれば、スペシャルケアをした翌日のお肌は普段通りのスキンケアだけなのに、うるおいの持続が感じられるはず。メイクのりもアップしますし、まるでお肌の中から潤いが溢れているかのツヤ肌に出会えます!
【注意したいポイント!】
シートマスクが乾いてしまう前にお肌から外しましょう!乾いてしまったシートマスクをお肌につけたままにしてしまうことで、かえってお肌の乾燥を招き、せっかくのスペシャルケアが水の泡となってしまいます。
就寝前のお肌チェックがうるツヤ肌のカギ!
夜のお風呂上りにスキンケアをして終わりではありません。就寝するのは、必ずお肌にうるおいが不足していないかなどのチェックをしてから。もしサラサラとお肌が乾いていた場合は、軽く保湿をしてから就寝をします。少量の化粧水をお肌になじませ、クリームは塗り広げるのではなく、手のひらになじませ覆う程度にとどめる。お肌の状態を万全にしてから一日を終えるようにしています。そうするだけで次の日は健やか美肌な一日でスタートできるはず。
【注意したいポイント】
お肌のうるおいチェックをするときは、必ず手を清潔な状態にしてからお肌に触れるようにしましょう。汚れや雑菌がついたままの手でお肌に触れてしまうと、寝ている間に付着した雑菌が原因で肌トラブルに発展してしまう可能性があるので注意してくださいね。
冬は普段通りのスキンケアをしていても、気づけばお肌が乾いてしまっているということはしばしば。とはいえ、お肌の乾燥を放置するとメイクのりが悪くなったり、乾燥小じわなどのエイジングサインがあちらこちらに出てきてしまいます。今回はナチュラルな美肌づくりを続けてきた筆者が、冬でも乾かない肌をつくるためにやっていることをご紹介しました。是非、参考にしてみてくださいね。
美肌研究家 ライター
手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。
コスメ、アンチエイジング、スーパーフードなど、美容に関する様々な資格を保有。その知識を活かしながら、シーンに合わせた美肌メイクや大人可愛い魅力を引き出すメイク、無理なく続けられる美容法などのコラムを数多く連載。