コロナ禍をきっかけにスローライフをスタート。一日の時間を大切にしながら過ごすスローライフを送るなかで、お肌の調子を良くしてくれること、太りにくくなるなど、たくさんのメリットがあることに気づかされました。頑張りすぎずとも健康美容を高めることができる、なんともラッキーでのんびりなライフスタイルをシェアします。
朝日で目覚める心地よいスタート
世間では朝の当たり前でもある「ピピピ」という目覚まし時計。この寝起き早々のストレスを回避するのに、光が差し込む窓際にベッドを配置。美容や健康目覚まし時計の音から、窓から差し込む朝日で起きる生活にシフトすることで、憂鬱だった早起きも、心なしか気持ちよく起きれるようになりました。
朝日を浴びることで分泌されるとして知られている「セロトニン」は、別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、わたしたちが健康や美を維持するためには重要な物質です。セロトニンが分泌されることで、リラックス効果によるストレス軽減、また気持ちをポジティブにしてくれる作用もあるため、心地よく朝をスタートさせることが叶うということ。また、セロトニンには体内時計のリズムを整える作用もあるため、健康的なライフスタイルを送ることにもつながるメリットも。
そして窓をあけて、朝の澄んだキレイな空気を入れると、心地よく朝を迎えることができ、自然と穏やかで気持ちの良い一日が過ごせるようになりました。
自分をつくる「食」はしっかり楽しむ
美しいお肌や太らない体づくり、風邪やウイルスにも負けないための高い免疫力など、バランスの良い栄養を取り入れる食事はとても重要なカギ。とはいえ、ベジタリアンでもなければヴィーガンでもなく、食べたいものをおうちで作るというだけ。作ることからしっかり向き合って楽しむことを大切にするようになりました。そう、ストイックに「頑張る」ではなくて、バランスを考えて「楽しむ」という食生活。
例えば、自分で作ることで塩分を抑えることもできるし、何を入れるのかを選択できる。お肌の調子や体重、日々の健康状態は自分自身が一番理解しているとして、不足していそうなものを積極的にメニューに入れることが叶うところがメリット。
あと、これはパワーがもらえそうと感じた野菜をその日の料理に使ってみたり、自分の体内に入る食材を選ぶことも楽しんでいます。甘いものが食べたくなるときがあっても、元気な時は食べたいおやつを作ってみたり、疲れているときは果物で糖分を摂取してみたり、そのときの気分に合わせてセレクトすれば無理もないですよね。
「食べたいものを食べつつ、ただ美容や健康もちょっとは意識する」
食べたいものを我慢するというより、偏らないようにバランスを考えて食べようと意識する。こうしたほんのちょっとの心遣いなら、ストレスもなく続けられるので食べることを純粋に楽しめることが叶います。自分をつくる「食」をしっかり楽しむようになってから、吹き出物などの肌トラブルが減ってハリツヤがアップしたり、しっかり食べても太りにくくなったと感じるなど嬉しい連鎖が。
一日一回「ほっこりする穏やかな時間」をもつ
自分が一番落ち着く瞬間とはどんな時ですか? 料理をしているとき、読書をしているとき、音楽を聴いているときなど、様々だと思います。筆者の場合ですと、陽の差し込む部屋で読書をしながらホットドリンクを飲みながら、隣で日向ぼっこをしている猫の寝顔をふと見るのがたまらなく幸せで、ほっこりする穏やかな時間。
日常の仕事や家事による肉体的な疲労、また人間関係においては自分を抑えて本来の自分らしさを出せない場面などからストレスを感じることもあるでしょう。そうした時は本当に自分が落ち着ける時間を持つことで、心が不健康になることを防げます。一日一回、ほっこりとできる穏やかに過ごせる時間をもつことで、ストレス解消になり、美容や健康にプラスの影響が期待できるメリットも。
コロナ禍をきっかけに始めがスローライフでしたが、健康面だけでなく美肌や太りにくい体づくりなど、他にもまだまだ秘められたメリットがたくさんあると思います。気忙しい現代社会では、気づかずストレスが溜まってしまい、健康面や美容面にもマイナスの影響を与える要因がたくさん。健康を維持したり、自然な美しさを保つためには、ゆったりと過ごすこと、時間を大切にすることが重要なカギを握っています。今回は場所も選ばず、誰でも簡単にできるスローライフとして、よかったものを一部シェアしてみました。できそうと感じるものがあれば、是非参考にしてみてください。
美肌研究家 ライター
手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。
コスメ、アンチエイジング、スーパーフードなど、美容に関する様々な資格を保有。その知識を活かしながら、シーンに合わせた美肌メイクや大人可愛い魅力を引き出すメイク、無理なく続けられる美容法などのコラムを数多く連載。