下半身太りが気になる・・・・・・と、年齢と共に重さを感じる下半身にコンプレックスを感じている人も多いはず。しかし、下半身太りといえども、単に太っているのではなく、実はむくみが原因ということも。そんなむくみが原因による下半身太りの解消を目指す、自宅でできる簡単セルフストレッチを専門家の先生に教えてもらいましょう。
むくみが起こりやすいタイプとは
デスクワークなどの長時間同じ姿勢が多く運動不足の人。他には食生活が乱れていたり、不規則な生活を送っている方もむくみやすいタイプ。過度なダイエットをしていたり、冷え性の方もむくみやすいといえるでしょう。思い当たる人は、ただ太っているのではなく、むくみが原因による下半身太りの可能性があります。
気をつけたいむくみ
急にむくみが出たり、むくむと痛みがある場合。
手や顔まぶたにもむくみがある場合や、足の血管が浮き出ている場合など。
こうした症状に当てはまる場合は、ただのむくみではなく、病気の可能性も考えれれるため、病院などの専門機関での受診をした方が良いでしょう。
では「気をつけたいむくみ」に当てはまらなかった人は、生活習慣を意識しながら、これから紹介する簡単ストレッチでむくみを改善し、下半身太りにアプローチしていきましょう。
ここからはストレッチの方法をご紹介します。タオルを使ったストレッチは、動画もあるので是非チェックしてみてくださいね。
むくみ解消ストレッチ①「骨盤を整える」
1.仰向けになり、足のつま先を外側内側左右に20回ほど動かしましょう。
※股関節が動くのを意識しながら行うのがポイントです。
2.股関節と膝を90度に曲げ、膝を合わせた状態で左右にゴロゴロと骨盤と腰が動くのを意識しながら10〜20回動かします。
むくみ解消ストレッチ②「リンパ血液の循環促進」
くるくると巻いたフェイスタオルを使って行っていきましょう。動画ではストレッチを座位(座ったままの姿勢)で行っていますが、仰向けでも大丈夫ですので、ストレッチしやすい体勢で行ってください。
1.タオルを膝の裏に当て足首の少し上で手を組んで足を挟み、息を吐きながら手で足を引き寄せ、膝裏のタオルを圧迫する感じで5〜10秒ほど、圧迫感のある状態をキープしてすっと放します。
こちらは左右で3~5回、ゆったりとした呼吸に合わせて繰り返しましょう。
2.次は、タオルを股関節に圧がかかるように挟みましょう。
3.股関節を曲げて膝を両手で挟み、息を吐きながら手で足を引き寄せ、股関節と体でタオルで圧迫する感じで5〜10秒ほど圧迫感のある状態をキープしてすっと放します。
こちらも左右で3~5回、ゆったりとした呼吸に合わせて繰り返してください。
気持ちよく圧をかけることで、溜まった血液リンパをさっと流す効果が期待できます。
下半身太りと言っても、むくみが大きく関係している場合も。そしてむくみは運動不足や食生活の乱れなどが原因の場合がほとんどです。食生活や睡眠などの見直しと合わせて、こうした簡単にできるストレッチも一緒に行うことで、むくみによる下半身太り改善への期待がもてます。是非、行ってみてくださいね。
【監修者】御幸町カイロプラクティック院長 小松原忠
京都で医科歯科と提携し分子栄養学の栄養指導と施術を中心に、不調でお困りの方の改善のお手伝いをおこなっています。
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