乾燥がひどくなると、肌のうるおいが失われ、ひどい場合では粉が吹いたようになってしまうことも。うるおいのない肌は透明感がなく、疲れた印象や老け見えの原因にもなってしまいます。乾燥はスキンケアで対策することが重要ですが、メイクでも乾燥を目立たなくしてツヤ肌に見せることも可能。では、早速チェックしていきましょう。
メイク前の保湿は十分に
乾燥をメイクでカバーするうえで、まず下準備をきちんと行う必要があります。もちろんスキンケアが重要で、化粧水でしっかり肌へ不足している水分を補っておくこと。洗顔後に化粧水を手になじませ、顔を覆うようにしてハンドプレスで肌へうるおいを押し込みましょう。数回重ねづけをして、肌がツヤっと光ったらOKの合図。そのあとは、すばやくクリームなどの油分でフタをしてうるおい成分を閉じ込めます。メイク下地をつける前に、少し肌表面のべたつきが気になる場合は、軽くティッシュで押さえて余分な油分を取り除くと、メイク崩れを防ぐことにも繋がりますよ。
ファンデーションはリキッドタイプがおすすめ
ベースメイクをするうえでのポイントは、下地はもちろん保湿重視のものをセレクトしておきます。そしてファンデーションですが、様々なタイプがあるなかでリキッドタイプのものがおすすめです。パウダリーのものより、保湿効果が高いものが多いので、リキッドタイプ、若しくはクリームタイプが良いでしょう。パウダータイプのものはお直しメイクなどのときに活用しましょう。
目尻などの乾燥小じわもハイライトアイテムでカバー
目元や口元など、乾燥小じわが目立ちファンデーションがよれてしまう部分には、オイルタイプのハイライトを使ってツヤ感を仕込んでいきます。あえてオイルタイプをセレクトすることで、目尻の乾燥小じわなどを防ぐ狙いがあります。お風呂上りのようなツヤが演出しながら、乾燥小じわをカバーできる機能的メイクでかなりおすすめですよ。
外の空気が乾燥しているうえ、エアコンなどでもさらに肌の乾燥を促進させてしまう季節は、粉吹き肌に悩む人も多いはずです。スキンケアで防ぐケアをしながら、メイクでも乾燥肌をカバーすれば、悩みを軽減することにつながりますよ。是非、参考にしてみてくださいね。
美肌研究家 ライター
手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。
コスメ、アンチエイジング、スーパーフードなど、美容に関する様々な資格を保有。その知識を活かしながら、シーンに合わせた美肌メイクや大人可愛い魅力を引き出すメイク、無理なく続けられる美容法などのコラムを数多く連載。