痛みを感じて指先を見たら、できてしまっている「ささくれ」。 痛みはもちろん、指先がキレイに見えない原因のひとつでもあるため、対策をして回避したいですよね。今回は気づけばできてしまっている「ささくれ」の原因と対策についてご紹介します。
ささくれの原因
乾燥が主な原因。特に洗剤などを使用した水仕事をしていると、洗剤により手のうるおいが失われます。ささくれができやすくなってしまいます。忙しいなか家事をこなす人が、ささくれなどに悩まされるのに大きく関係しているのにも納得ですね。
また、アンバランスな食生活もささくれができやすい原因です。タンパク質やビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂り、朝、昼、夜と3食しっかり食べることを心掛け、適度な運動をすることも大切。
ささくれを回避するケア
1.濡れた手を自然乾燥しない
水仕事はもちろん、手を洗った後にタオルで拭いたりドライタオルなどで乾かさず、自然乾燥をしてしまうのはNG。自然乾燥にしてしまうことで、もともと手に備わっている保湿成分が失われる原因に。手についた水気はサッと拭い、ハンドクリームなどでうるおいを与えてあげましょう。このときもしっかり爪と指の境目など、ささくれができやすい部分に塗りこむことがおすすめ。また、ハンドクリームをこまめに塗るだけでも、ささくれ予防につながりますよ。
2.水仕事のときは手袋をつける
ささくれの原因となる水仕事をするときは、手袋をつけるだけで予防になりますよ。水仕事のたびに手袋をつけるなんて、そんな時間の余裕がないという場合も、洗剤を使うときだけでもつけてみるだけでも少しは変わります。
3.時間があるならスペシャルケアを
手の乾燥が気になるとき、ささくれ予防としてスペシャルケアをするのもおすすめ。手にたっぷりめのハンドクリームをつけて、ラップやビニールの手袋をつけて3~5分放置するだけ。時間が経過したらラップや手袋を外し、手に残ったハンドクリームを手になじませるだけ。簡単ですが、うるおい効果には期待がもてますよ!
気づけば指先にできてしまっている「ささくれ」は、対策をすれば回避することは可能。こまめにハンドクリームを塗るなどするだけで、かなり予防になりますよ。つらい痛みを伴う「ささくれ」を回避して、美しい指先を目指しましょう。
美肌研究家 ライター
手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。
コスメ、アンチエイジング、スーパーフードなど、美容に関する様々な資格を保有。その知識を活かしながら、シーンに合わせた美肌メイクや大人可愛い魅力を引き出すメイク、無理なく続けられる美容法などのコラムを数多く連載。