お料理上手と周囲と差をつけたいなら、「郷土料理」がおすすめ! 昔から受け継がれているお料理はどこかほっこりできるうえ、栄養価も高く食品を無駄にもしない。体にもやさしい地球にもやさしい、パーフェクトごはんなのです。さらに美容や健康にもプラスの要素がたくさん盛り込まれているため、美意識高めの大人女性にもおすすめ。Honest meでは、そんな昔ながらのほっこりできるお料理「ばぁばご飯」として注目しています。
今回のばぁばレシピは、丹波篠山のさらに山深い大山地区の『とふめし』。実はこの「とふめし」は、時短で簡単! 子供から大人までがみんな喜ぶ、絶品混ぜご飯「とふめし」を教えてくれる、アタちゃんママさんです。
丹波篠山 大山地区の『とふめし』とは?
根菜、豆腐、サバをシンプルにお醤油・酒、みりんのみで味付けし、炊きたての御飯に混ぜ込むご飯もの。
この「とふめし」の一番の特徴は、ゴボウとサバの旨味を利用するので出汁も不要で、すごく深みのある味なのに、実は時短というのは嬉しい! さらに火を通すことにより青魚特有のクセが抜け、魚が苦手なお子様でもパクパク食べれちゃうのも魅力のひとつ。簡単なのに美味しく出来上がる時短料理は、忙しい方にとっての味方ご飯といえますよね!
では早速、材料から作り方までチェックしていきましょう。
絶品混ぜご飯「とふめし」の材料
【材料】
・ごはん・・・2合
・サバの水煮缶・・・1個
・絹ごし豆腐・・・1丁
・ゴボウ、人参、薄揚げ・・・適量
【調味料】
醤油、酒、みりん
※調味料は自分好みの味付けで調節OK。
味付けが不安な方は、今回の先生、アタちゃんママさんの味付けを参考にしてみましょう。
アタちゃんママの味付け:醤油 大さじ1.5/酒 大さじ1.5/みりん 大さじ2
絶品混ぜご飯「とふめし」の下ごしらえをしよう
① ゴボウは笹がきにして水にさらし、アク抜きをしておきましょう。
② 絹ごし豆腐はしっかり水切りしておき、さいの目切りに。
③ サバの水煮缶は汁気を切って準備しておきます。
④ 湯通しをした薄揚げと人参は短冊切りにしておきましょう。
絶品混ぜご飯「とふめし」の作り方
① 熱したフライパンで根菜を炒め、柔らかくなったらさいの目に切った豆腐を入れざっくり潰しながら炒めます。
② サバの水煮を①に加え入れ、ほぐしながら軽く炒めます。
出典:Honest me
③ お醤油、酒、みりんで味つけをします。
④ 炊きたてのご飯に炒めた具材を乗せ、10分ほど蒸らします。
⑤ 彩りに大葉やアサツキ、刻み生姜を乗せればまるでお店ごはんのような仕上がりに。
「とふめし」の絶品アレンジレシピ
・お子様向け
出来上がった「とふめし」を玉子で包んでオムライスにすれば、お子様の好きなメニューに仲間入りするかも。
・暑い日に食べたいお昼ごはんアレンジ
ご飯にまぜる前の具材だけを、素麺に乗せれば「とふめし」がぶっかけ素麺に。
【ばぁばの知恵】
サバの水煮缶の汁は捨てないのが正解!
材料にあったサバの水煮缶は、下ごしらえの時に水切りをしましたが、この汁を捨てないのが料理上手さんですよ。この汁にレモンや山椒や好みのハーブを入れると、あら不思議! ドレッシングに変身します。
「とふめし」には美容や健康にも嬉しい効果が!
今回ご紹介した、ばぁばレシピの「とふめし」は美味しいだけじゃない。サバ缶を使用しているので、免疫力をアップやストレス緩和作用にも期待がもてます。さらに美肌効果やダイエット効果など、女性に嬉しい美容効果が期待できるというから食べない理由はないですよね! 簡単、美味しく、美人になれるなんて、さすが昔ながらの「ばぁばの知恵ごはん」です。
今回の「ばぁばレシピ」はいかがでしたでしょうか? 実は「とふめし」とは、豆腐を使ったご飯の豆腐めしから「とふめし」と呼ばれるようになったのが由来だとか。水煮缶の汁を捨てないなど食料を無駄にしないところも「ばぁばレシピ」の特徴ですが、栄養価が高いところも「ばぁばレシピ」の魅力。免疫力を高めておきたい今こそ食べておきたい「ごはん」といえますよね! また、「とふめし」を教えていただいた、アタちゃんママさんのアレンジレシピも簡単なのに絶品なので、是非トライしてみてくださいね!