マスクを着用する新しい生活様式が始まり、季節はもう秋から冬へと移り変わろうとしています。美肌のためにスキンケアアイテムはシーズンに合わせてシフトする人がいるなか、マスクによる肌トラブルを回避するためのケアはどうでしょうか。美肌研究家の筆者は秋冬編に少し変化させていますよ。今回は秋冬編、マスクによる肌トラブル回避術をご紹介します。
秋冬は換気と保湿のダブルケアがカギ
マスクのムレが気になった暑い季節は、熱中症予防やムレを防ぐためにマスク内のこまめな換気をして肌トラブルを回避していたと思います。秋冬はこれに加えて、保湿ケアをより意識することがおすすめ。夏でもマスクをはずした途端、肌が乾燥しやすい状態になるのですが、秋冬はマスクをしない状態でも乾燥しやすい季節。マスクによる肌トラブルの原因として、肌の乾燥が挙げられています。
長時間マスクのあとはスペシャル保湿ケア
スキンケアアイテムで保湿を強化するのも良いのですが、筆者がおすすめしたいのはスチーマーでのスペシャル保湿ケア。もし自宅にスチーマーがない場合は、お湯などの蒸気を使ってもOK。その場合は火傷に注意するようにしましょう。
スチーマーをしながらのスキンケアをすることで、肌のうるおいが変わります。マスクを長時間使用したときは、必ずと言っていいほどスチーマーを使いながらのスキンケアで乾燥した肌にうるおい補給をしています。
ベッドルームの保湿も欠かさない
美肌づくりを大きく関係している睡眠。夜更かしをせず、質の良い睡眠をとることがとても大切です。これから朝晩の気温が低くなる季節ですから、冷やさないようにすることも睡眠の質を高めるためには必要。とはいえ、エアコンや暖房器具を使用することでより空気を乾燥させることになり、肌も乾燥してしまいます。そこでベッドルームの空気の乾燥を防ぐことがカギとなります。加湿器などでお部屋を保湿し、ない場合はお水を入れたコップをサイドテーブルなどに置いておくと良いでしょう。ほんの少しのことですが、やるとやらないとでは大きく変わりますよ。
マスクによる肌トラブルに悩む人が多い中、肌のケアも秋冬仕様を意識したケアにシフトしていくことが重要となります。今はマスクによる肌トラブルに悩まされていない人も、秋冬は肌が乾燥しやすくなる季節ですから油断は大敵。是非参考にしてみてくださいね。
美肌研究家 ライター
手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。
コスメ、アンチエイジング、スーパーフードなど、美容に関する様々な資格を保有。その知識を活かしながら、シーンに合わせた美肌メイクや大人可愛い魅力を引き出すメイク、無理なく続けられる美容法などのコラムを数多く連載。