朝起きたときから肌が乾いている。冬に近づくにつれて、肌のうるおいやツヤが不足しやすくなりますよね。そんな時にいつもと同じスキンケアをしていては、カサカサした砂漠肌になってしまいますよ。しかし冬でも、ハリやみずみずしさのある「うるツヤ肌」をキープするコツが。そこで今回は美肌研究家が欠かさずやっている夜のケアをご紹介します。
お風呂あがりの“濃密スキンケア“
肌が乾燥しやすいとされるタイミングのうちのひとつが「お風呂上り」。素早いスキンケアが、肌の乾燥を防ぐコツとしても知られています。しかし冬の肌はお風呂上りの保湿をどんなにスピーディーにしても、時間の経過ともに乾燥が気になってしまうもの。そこで、スピーディーより濃密なスキンケアを意識するのがカギとなります。
化粧水の重ねづけは鉄則。そしてハンドプレスをする時間をいつもより少し長めに。肌にしっかり浸透させることを意識しましょう。小鼻のキワや、フェイスラインなどは保湿が不十分になってしまっていることが多いので、丁寧にうるおい補給をしてあげてください。
寝る前の“やり直しスキンケア“
お風呂上りのスキンケアだけで十分だと思っていませんか? 寝る前になると肌のうるおいが物足りないので、“うるツヤ肌”をキープするために再度保湿をします。冬は暖房器具をつけて寝るという人も多く、うるおい不足のまま就寝してしまうと次の日の肌は砂漠肌に。そのためもう一度、肌にうるおいを与えてから就寝するのがコツ。
化粧水を少し足してあげるだけでも、肌のうるおいがグンっとアップします。乳液やクリームなどは、手のひらにうすくなじませて肌になじませる程度の軽めがおすすめ。やり直しスキンケアに使用するアイテムは、肌の状態を見ながらセレクトできればベストです。
NO夜更かしの“最強美肌ケア”
あとは美肌づくりをするうえで、絶対ともいえるルールは早めの就寝。遅くまでテレビやスマートフォンを見るなどして、夜更かしをするのは控えましょう。たとえスペシャルケアをしたとしても、夜更かしをしてしまう事でせっかくの努力が水の泡になってしまうことに。上質な睡眠は、どんなに高価な美容液よりも美肌効果が期待でき、体や心のバランスを整えることにもつながります。
どうしても乾いてしまいがちな冬の肌。誰もがカサつく肌に悩んでいるときも、みずみずしくてツヤのある美肌をキープする秘訣は日々の細やかなケアが大切。季節や肌の状態に合わせたスキンケアができるようになれば、誰もが見惚れる美肌が目指せますよ。是非、参考にしてみてくださいね。
美肌研究家 ライター
手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。
コスメ、アンチエイジング、スーパーフードなど、美容に関する様々な資格を保有。その知識を活かしながら、シーンに合わせた美肌メイクや大人可愛い魅力を引き出すメイク、無理なく続けられる美容法などのコラムを数多く連載。