何をやってもうまくいかない! 頑張っている人ほど、たくさんの壁にぶつかってしまうことが多くなります。それは乗り越えられるものとして訪れた試練でもあり、成長するためのターニングポイントのようなもの。とはいえ、壁にぶつかってしまうとマイナス思考になってしまいがちですよね。そこで今回は、頑張る人こそ知っておきたい、何をやってもダメなときに思い出したいことをいくつか紹介します。
自分が幸せにできるのは自分以外の人
絶対に幸せになってみせる!と思っている人。自分の幸せは自分が決めるのですが、実は自分で自分を幸せにすることは限りなく難しいのです。実は自分が幸せにできるのは自分以外の人。例えば誰かにプレゼントすることをイメージしてみてください。プレゼントをもらった人はもちろん喜び、嬉しい気持ちになると思います。それはプレゼントを用意した人が、幸せにしたということ。そしてプレゼントした人はどうでしょうか。その人を思って選んだプレゼント、喜んでもらえてよかったと幸せな気分になりますよね。これは、お互いがお互いを幸せにしているという事がわかる典型的な例です。
このように誰かを幸せにすることは、自分を幸せにすることに繋がります。自分ファーストな考えや自分中心なライフスタイルより、誰かのためを思った行動が結果的に自分に幸せを引き寄せることになるのです。
人間関係のモヤモヤは求める気持ちをゼロにする
仕事やプライベートにおける人間関係で、相手の言動に不愉快な思いをした経験は誰しもあるのではないでしょうか。そんなときは、「どうしてあの人は・・・」などとモヤモヤした気持ちで過ごす時間が増えてしまいますよね。時間が経っても思い出してしまったり、気持ちの切り替えがなかなか上手くいかないときは本当に辛いですよね。
こうした時におすすめなのが「相手に求めないこと」です。人の心を変えるためには、多くの時間と果てしないパワーが必要になります。モヤモヤしているときは心が疲れているわけですから、その状態で人の心を変えようと真正面からぶつかっても更に疲れてしまうだけ。まずは自分の心を元気にすることを優先させるため「相手は変わることができない、では自分はどうすれば不快な思いを回避できるのか。」と一時的に考えをシフトしてみましょう。
自分の魅力を知っているから愛される
人間は誰かに愛されることを望んだり、良い印象に見られたいと思うものです。自分と違う誰かとを比較して、自分にはない魅力だからと落ち込んだ経験はありませんか? 他人の良い部分を見つけることは、とても素敵ですが落ち込む必要はありません。人それぞれの魅力があり、誰もが自分にしかない魅力を備えているのです。
色んな人から愛される人は、自分の魅力を知っていて、その魅力を表現することがほんの少し上手なだけ。自分自身の魅力に気づいていないうちは、他人にも魅力は伝わりにくいのです。だからこそ自分とは違う誰かの魅力をうらやみ落ち込んでなんかいないで、自分にしかない魅力を探しましょう!
自分の可能性を狭める言い訳はしない
だって、どうせ。何かをする前に言い訳をして向き合わず、自分にはできなと決めつけてしまっている事はありませんか? 出来るかもしれないのに、自分の可能性を狭めてしまう勿体ない行動のひとつと言えます。また、挑戦してみたけれどやり遂げることが出来なかったり、上手くできなかったときに言い訳をしてしまう事も同様に自分の可能性を狭める要因のひとつ。ほんの少しの工夫だけで、やり遂げることができるかもしれません。せっかくの成長できるチャンスを、自分自身で摘むことはやめましょう。
嫌なことからも逃げずに頑張っているのに、何をやっても上手くいかない時ってありますよね。大人になると、誰かに相談したりすることができないこともしばしば。とはいえ、そのままにしてしまうと自信をなくしてしまったり、心のなかにモヤモヤが溜まってストレスがどんどん蓄積されてしまいます。そんなときは、ひと息ついて立ち止まってみましょう。長い人生の中で、ほんの少し休憩しても大丈夫。頑張る自分をきちんと大切にしてあげてください。