肌の表面を古い角質が覆っていると、メイクのりが悪かったり、肌トラブルを引き起こしてしまうことにも繋がります。ターンオーバーにより落としきれなかった古い角質は、ピーリングなどでしっかりケアしてあげることも必要です。でもベストな頻度はどのくらいか、イマイチよくわからない人も多いのではないでしょうか。そこで今回はピーリングの頻度についてチェックしていきましょう!
ピーリングのしすぎはNG
古い角質は取り除く必要がありますが、ピーリングのやりすぎによって必要な角質まで取り除いてしまうことになります。角質は紫外線などをはじめとする外部から、肌を守るバリア機能としての働きを担っているため美肌を保つためには必要なものなのです。バリア機能が低下した肌は、少しの刺激にでも反応しやすく、肌トラブルを起こしやすくなってしまうため、ピーリングのしすぎはおすすめできません。
1ヶ月に1回でもOK
セルフで行うピーリングについては、それぞれの商品に記載のある使用頻度を守ることが大切です。またわからない場合や、肌が弱い方などは1ヶ月に1回でも十分。毎日の洗顔によっても、少なからず角質は取り除かれているので、そこまで頻繁に行う必要はありません。
1ヶ月に1回では肌のゴワつきが取れないという場合は3週間に1度にしてみるなど、自分のお肌と相談しながら調整してみると良いでしょう。しかし、商品記載の使用頻度を超えるまで増やすのは控えた方がよいでしょう。
ピーリング後のアフターケアは大切
肌の角質を取り除くピーリング後は、丁寧なスキンケアが必須。角質はバリア機能としての働きもあるため、スキンケアで角質の代わりとなる保護膜をつくることがマスト。しっかりと保湿をしてから、クリームなどの油分で肌を保護しておきましょう。
美肌を目指すためによかれと思ってしていたケアでも、適切な方法で行われていない場合は、かえって肌に負担をかけてしまっている場合もあります。自分の肌に合った適切なケアこそ、美肌への近道となるので、是非参考にしてみてくださいね。
美肌研究家 ライター
手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。
コスメ、アンチエイジング、スーパーフードなど、美容に関する様々な資格を保有。その知識を活かしながら、シーンに合わせた美肌メイクや大人可愛い魅力を引き出すメイク、無理なく続けられる美容法などのコラムを数多く連載。