乾燥しない肌を目指したいと、スキンケアだけに集中していませんか? 確かにスキンケアによる保湿はとても大切ですが、乾燥知らずの肌を目指すならまずは洗顔から見直すべき。うるツヤ肌を保つために美肌研究家も強化している、洗顔法を早速チェックしていきましょう!
朝洗顔はぬるま湯のみ
朝の洗顔では洗顔料を使用しなくてもOK。ぬるま湯だけでも余分な皮脂汚れなどは洗い流すことは可能なため、洗顔料を使用することで必要な皮脂まで洗い流してしまうことになることも。とくに大人の肌は乾燥しやすいため、洗いすぎることで肌の乾燥を加速させてしまう原因にもなりまねません。肌の乾燥はバリア機能の低下に繋がり、ターンオーバーの乱れにより吹き出物などの肌トラブルを招いてしまいます。
ぬるま湯で15回~20回ほどゆすぐだけの、シンプルな朝洗顔こそが乾燥が気になる大人にマッチした洗顔方法でしょう。
夜洗顔はしっかりクレンジングを
朝の洗顔とは異なり、一日していたメイクと皮脂が混ざった汚れは落としにくいもの。メイク汚れはその日のうちにしっかりオフしなければ、汚れが蓄積して毛穴の黒ずみなどの肌トラブルに繋がってしまいます。汚れはしっかり落としきる必要がありますが、ゴシゴシと擦って肌に刺激を与えるような雑なクレンジングはNGです。
濃いめのポイントメイクは、専用のリムーバーなどで部分オフしてから、全体のクレンジングはやさしく丁寧に行うようにすると肌への負担を最小限にすることが可能です。
洗顔後は素早いスキンケアがマスト
朝の洗顔後も、夜のクレンジング後も、できるだけ早くスキンケアでうるおい補給をするのが美肌へのカギとなります。洗顔後の肌は乾燥しやすいため、保湿をせずに放置する時間が長くなればなるほど、肌の水分が失われてしまいます。化粧水でしっかり保水をし、クリームなどの油分でサッとフタをしてうるおいを閉じ込めましょう。
朝と夜の洗顔では汚れレベルが全く異なるので、それぞれに合わせることが肌の乾燥を防いだり、負担を最小限にすることに繋がります。そうすることで、美肌を目指すなら、スキンケアアイテムを変えるよりも、まずは洗顔法から見直してみませんか。
美肌研究家 ライター
手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。
コスメ、アンチエイジング、スーパーフードなど、美容に関する様々な資格を保有。その知識を活かしながら、シーンに合わせた美肌メイクや大人可愛い魅力を引き出すメイク、無理なく続けられる美容法などのコラムを数多く連載。