着物は老けて見えたり、太って見えたり、ぼやけてしまいがち。せっかく着物を着るなら和服美人と言われたいですよね！ 着物のときはいつものメイクではなく、着物仕様のメイクにシフトするのがコツ。では早速、着物が似合うと言われるためのメイクのコツについて、チェックしていきましょう！
透明感あるしっかりめのベースメイク
着物のときのメイクは、基本いつもよりしっかりめがおすすめ。本来は日本の正装ですから、きちんと感が損なわれるとアンバランスになってしまいがち。そこで色ムラや凹凸はしっかりカバーし、その中でも透明感の演出がカギとなります。
保湿効果のある下地を使い、コントロールカラーで肌のトーンを整えます。その後はファンデーションで表面がツルっとなめらかになるように仕上げていきましょう。目の下はくすみやすいため、コンシーラーなどで事前にカバーしておくと良いでしょう。ハイライトも鼻の付け根、こめかみ、目頭にポイントで置き、控えめにするのがコツ。
眉はやわらかさがカギ
どんなメイクでも眉は仕上がりを左右する重要なパーツ。着物を粋に着るならキリッとした眉に仕上げるのもひとつですが、「はんなり」とした雰囲気を演出するなら、ゆるやかなカーブをつけた眉がおすすめです。平行眉よりですが、少しやわらかさを出すために眉頭から眉尻にむけて弓なりに仕上げていきましょう。
ポイントメイクはしっかりめが鉄則
着物を着ると顔立ちがぼんやりとしてしまい、印象が薄くなってしまうことが多くあります。ぼんやり顔を簡単に回避するコツは、アイメイクやリップで目鼻立ちをはっきりとさせること。とはいえ、アイメイクに関してはアイラインを太くして囲み目をするより、アイシャドウなどを使って影を作るのがコツ。
リップに関しては、赤系の鮮やかなカラーをセレクトすると良いでしょう。これだけでも、ぼんやり顔ではなくパッと華やかなメイクに仕上がりますよ！
いつものメイクで着物を着ると、老けて見えたり、ぼんやりとした印象になりやすい。シーンに合わせたメイクがあるように、着物に合わせたメイクにシフトすることが大切。着物が似合う「はんなり美人」になれるメイクの初級編、是非参考にしてみてくださいね！
美肌研究家 ライター
手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。
コスメ、アンチエイジング、スーパーフードなど、美容に関する様々な資格を保有。その知識を活かしながら、シーンに合わせた美肌メイクや大人可愛い魅力を引き出すメイク、無理なく続けられる美容法などのコラムを数多く連載。
