冬は乾燥で肌のコンディションが乱れ、不安定な状態になりやすい季節。気がついたら「粉吹き肌になっていた」という経験をした人も少なくないのではないでしょうか。今回はそんな残念な肌にならないための、今すぐ簡単にできるボディケアをご紹介します!
お風呂には浸かるべし
毎日、シャワーだけで済ませているという方は、今日からお風呂に浸かるようにしましょう。お風呂に浸かることにより、リラックス効果だけでなく、体を芯から温める効果があり、血行促進やむくみ解消にも期待がもてます。
お風呂の温度は38〜40℃が理想で、10分くらいは浸かりましょう。ただし長く浸かりすぎることで、必要な肌の皮脂まで奪われ、乾燥を促進してしまうことになるため注意が必要です。
また、お風呂に浸かることで毛穴も開きやすくなり、シャワーだけでは取りきれない毛穴汚れを落としやすくするメリットも。浸かるのが苦手な人も、せめて5分だけでもお風呂に浸かることをおすすめします。
体を洗う時は手を使って優しく
いつも体を洗うとき、ボディソープをスポンジやブラシにつけてゴシゴシ洗っていませんか? ゴシゴシ強く洗うことで、摩擦により肌が傷ついたり、必要な角質まで落としてしまい、肌が乾燥する原因になってしまいます。
おすすめの洗い方は、ボディソープを一度スポンジで泡立たせ、もこもこした泡を作ります。そのままスポンジで洗わず泡を手にとり、なでるようにやさしく洗いましょう。
オイルマッサージで極上のうるおい肌に
乾燥する季節に強化しておきたいケアは保湿。今回は肌にオイルを塗ってツヤを出す保湿ケアをご紹介します。お風呂からあがってからでも良いですが、バスルームから出る前にするのがおすすめ。お風呂の中はミスト状態で暖かく肌に浸透が早くいを長持ちさせ、肌のうるおいアップにより期待がもてます。
やり方は、まずオイルを全身に塗り、両手で足首からヒザ下まで引き上げます。マッサージは心臓より遠くから心臓に向かってすることで、血液の流れを良くする効果にも期待が。また、おなかは時計回りになでるように、腕は手首からヒジにかけて、さらにヒジから脇の下へと向かって、凝りをほぐすようにやさしくなでるようにマッサージして、手の滑りが悪くなったらオイルを足しましょう。
引き締め効果のあるオイルや、好みの香りのするオイルなど、ご自身の肌に合うもので、その日の気分に合わせてセレクトしてみるのも良いでしょう。
お風呂上がりはすぐ保湿がカギ
お風呂上がりの10分は、肌の乾燥を防ぐための勝負の時間! お風呂上がりは毛穴が開いているため、素早くしっかり保湿することが大切です。体の水分を拭き取ったら、まず顔の保湿、そのあとにボディローションを首から下にかけて体全身にしっかり塗りましょう。
冬の乾燥しやすい季節は、毎日のバスタイムにひと手間加えた冬仕様のボディケアがおすすめ。ご紹介したオイルマッサージなどは、体の凝りなどをはじめとする、ご自身の体の不調にも気づくきっかけにもなるので、是非今日からでも始めてみてください。
NPO法人日本ネイリスト協会 常任本部認定講師 / Sugaring Lab Director
女性の『真の美』を追求しつづけ、これまでのネイリスト育成の経験を活かし、 シュガーリスト育成のための教育メソットを確立、シュガーリングラボ統括総責 任者として活躍中。自身は還暦ビキニを目指してナチュラルな美しさを追求。